石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか
【東京都現代美術館】

石岡瑛子 映画『ドラキュラ』
(フランシス・F・コッポラ監督、1992年)衣装デザイン
©David Seidner / International Center of Photography

世界を舞台に活躍した”石岡瑛子”の世界初大規模回顧展

東京に生まれ、アート・ディレクター、デザイナーとして、多岐に渡る分野で新しい時代を切り開きつつ世界を舞台に活躍した、石岡瑛子(1938-2012)の世界初の大規模な回顧展。
時代を画した初期の広告キャンペーンから、映画、オペラ、演劇、サーカス、ミュージック・ビデオ、オリンピックのプロジェクトなど、その唯一無比の個性と情熱が刻印された仕事を総覧します。


血がデザインできるか、汗がデザインできるか、涙がデザインできるか。・・・別の言い方をするならば、「感情をデザインできるか」ということです。・・・私の中の熱気を、観客にデザインするというボキャブラリーでどのように伝えることができるだろうか。いつもそのように考えているわけです。 石岡瑛子   世界グラフィックデザイン会議での講演より 2003年


石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか

会期

2020年11月14日(土)~2021年2月14日(日)

会場

東京都現代美術館 企画展示室 1F/地下2F

展示構成

1 Timeless:時代をデザインする
ジェンダー、国境、民族といった既存の枠組みの刷新、新しい生き方の提案を、ヴィジュアルな言語から社会に投げかけた石岡瑛子。グラフィック、エディトリアル、プロダクト等のデザインを通して、1960年代の高度経済成長期から80年代に至る、消費行動を通した日本大衆文化の成熟を辿る。時代をデザインしつつ時代を超越しようとする姿勢は、その後の彼女の展開を予言するものとなる。
2 Fearless:出会いをデザインする
1980年代半ば以降、石岡瑛子は、クリエイターたちとの新たな出会いによって、日本から世界へと活動の場を広げるとともに、グラフィック・デザイン、アート・ディレクション、コスチューム・デザイン、さらにはプロダクション・デザインと、デザインの表現領域を超えていく。エンターテイメントという巨大な産業のなかで個人のクリエーションのアイデンティティをいかに保ち、オリジナリティを発揮するかという問いに向き合いながら、コラボレーションによるデザインの可能性を拓いていく。
3 Borderless:未知をデザインする
オペラや映画、サーカスのコスチュームやオリンピックのユニフォームを通して、身体を拡張し、民族、時代、地域などの個別的な属性を乗り越えた、未知の視覚領域をデザインしていく仕事を総覧する。永遠性、再生、夢、冒険といった普遍的なテーマを足掛かりに、人間の可能性をどこまでも拡張していく後半生の仕事は、常に新たな領域へと果敢に越境し続けた石岡自身の人生と重ねられる。

※開催内容は、都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。
開催期間 2020年11月14日(土)~2021年2月14日(日)
開催時間 10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
開催場所 東京都現代美術館(江東区三好4-1-1)
アクセス 都営大江戸線「清澄白河駅」A3出口徒歩13分
東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口(半蔵門線専用出口)徒歩9分
料金 一般1,800円 / 大学生・専門学校生・65歳以上1,300円 / 中高生700円 / 小学生以下無料
お問い合わせ先 東京都現代美術館
電話 :03-5777-8600(ハローダイヤル)
関連URL https://www.mot-art-museum.jp(東京都現代美術館公式ウェブサイト)
備考 【休館日】
月曜日(11月23日、2021年1月11日は開館)、11月24日、12月28日~2021年1月1日、1月12日
地図