4 江東懐古録 江戸から江東へ 07 縦横に流れる内部河川 江戸時代は縦横に運河が開削され、一部は親水公園に生ま れ変わりましたが、今も小名木川や仙台堀川などの内部河 川は現役。水郷のまちの歴史を刻み続けています。 (上記の古地図『本所深川絵図』東京都立中央図書館蔵) 08 江戸の水運 小名木川 区内を東西に流れる約 4.64kmの河川。旧中川 と隅田川を結び、ミニパ ナマ運河と呼ばれる扇橋 閘門やX字型の小名木川 クローバー橋の他、両岸 は水辺に親しむ遊歩道も 整備。コサギやアオサギなど水鳥もやって来ます。 常盤1・清澄1~大島9・東砂2 WEBでも チェック ! 江東区の発展は天正18年(1590)、 徳川家康公の江戸入府から始まり ます。 家康公は今も江東区の中央 を流れる小名木川を開削し、東は中 川、西は隅田川と結び、関東の塩 田だった下総行徳(千葉県)から塩 を運びました。 小名木川は次第に 房総方面、北関東からの物資を運 ぶ重要な動脈となり、川沿いには深 川村をはじめ次々と町が開かれまし た。また、河川交通の関所にあた る船番所が置かれ、荷物や人の流 入の取締りが行われました。これよ り古い歴史を持つのが亀戸。 周辺 には江戸期以前に創建した寺社も 見られます。 さらに亀戸、大島、砂 町は江戸の近郊農業が盛んで、砂 町では野菜の促成栽培が行われ、 江戸の食生活を支えました。 その 後、江戸市中の拡大とともに江東地 域は発展してきました。
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