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川俣正「アパートメント・プロジェクト」1982-86 ドキュメント展
~TETRA-HOUSEを中心に~

#博覧会 #砂町エリア

川俣正「アパートメント・プロジェクト」1982-86 ドキュメント展~TETRA-HOUSEを中心に~
TETRA-HOUSE 制作中の川俣正と学生スタッフ(1983年)撮影:曽我恵介
1982-86年の川俣正による各地でのアパートメント・プロジェクトの全貌をドキュメントとして紹介する、川俣自身が構成した展覧会が開催されます。

川俣正は、東京藝術大学在学中から木材によるインスタレーション作品を発表し、28歳の若さで1982年のヴェネチア・ビエンナーレ日本代表に選出、国際舞台に踊り出ます。

帰国後、作品の発表の場をアパートの一室などの生活空間に変え、日常的な空間の位相からの”KAWAMATA”美術を立ち上げます。これは昨今の制作・運営を一般の人々と共にするアート・プロジェクトの先駆的な試みの一つになりました。
本展の主要作品となる1983年「TETRA-HOUSE 326 PROJECT」(札幌)は、一軒家の提供から予算・広報・記録等運営を地域住民、学生その他が担い、制作ドキュメント展、座談会、記録集発行などを実施した好例となり、その後のより多彩、大規模に展開する”KAWAKITA”プロジェクトの基点となりました。ここで川俣正が、人と美術との関わり方を問い直した衝撃が、札幌のアート・シーンに大きな影響を与えたことは間違いありません。

本展では、各プロジェクトにおける制作過程などのドキュメントを、マケット、ドローイング、写真、映像、刊行物、関連資料などで紹介します。

川俣正「アパートメント・プロジェクト」1982-86 ドキュメント展
~TETRA-HOUSEを中心に~

会期

2023年7月7日(金)~9月7日(木)

会場

GALLERY A⁴【ギャラリー エー クワッド】

開館時間

10:00~18:00(土曜、最終日は17:00まで)

休館日

日曜・祝日、8月11日(金・祝)~20日(日)

入館料

無料

展示概要

①宝ハウス205号室(桜上水、東京)1982年12月
②和田荘(博多、福岡)1983年2月
③SLIP IN TOKOROZAWA(所沢、埼玉)1983年4月
④TETRA-HOUSE 326 PRJECT(札幌、北海道)1983年8月
⑤SPUI PRJECT(デン・ハーグ、オランダ)1986年5月

関連イベント

トークショー1「アパートメント・プロジェクトと写真」

〇日時:7月7日(金)18:30~20:00
〇講師:川俣正氏(美術家)/宮本隆司氏(写真家)
〇場所:竹中工務店東京本店2階Aホール
〇定員:100名 要事前申込(先着順)
〇参加費:無料
〇申込:公式サイトよりお申込ください。6月7日(水)10:00より受付開始。

トークショー2「藝大・TETRA-HOUSE・KAWAMATA」

〇日時:8月28日(月)18:00~19:30
〇講師:川俣正氏(美術家)/藤村克裕氏(美術家)
聞き手:正木基氏(ゲストキュレーター)
〇場所:竹中工務店東京本店2階Aホール
〇定員:100名 要事前申込(先着順)
〇参加費:無料
〇申込:公式サイトよりお申込ください。6月7日(水)10:00より受付開始。
開催期間 2023年7月7日(金)~9月7日(木)
開催時間 10:00~18:00(土曜、最終日は17:00まで)
開催場所 GALLERY A⁴【ギャラリー エー クワッド】
(江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1階)
アクセス 東京メトロ東西線「東陽町駅」3番出口徒歩3分
料金 入場無料
お問い合わせ先 ギャラリー エー クワッド事務局
電話:03-6660-6011
関連URL https://www.a-quad.jp/(GALLERY A⁴公式ウェブサイト)
備考 【休館日】日曜・祝日、8月11日(金・祝)~20日(日)
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