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【おすすめまちあるき】小名木川、旧中川、そして荒川を満喫コース

#まちめぐり

【おすすめまちあるき】小名木川、旧中川、そして荒川を満喫コース

江戸東京への舟運物流システムは、小名木川を中心に形成され、この地には船の積み荷を検める番所「船番所」が設置されていました。
絶え間なく船が行き交っていた当時の小名木川に思いを馳せながら歩きませんか。













■■■■■小名木川、旧中川、そして荒川を満喫コース■■■■■

【スタート】1.東大島駅
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      2.宝塔寺 塩なめ地蔵
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      3.小名木川
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      4.仙台堀川公園
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      5.上妙寺
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      6.因速寺
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      7.荒川ロックゲート
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      8.旧中川・川の駅
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      9.中川船番所跡
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【ゴール】 10.中川船番所資料館 ※有料施設
【距 離】約4.0㎞(所要時間 120分)
【最寄駅】都営新宿線「東大島駅」
※コースマップ記載の観光スポットと一部異なります。

https://koto-kanko.jp/img_data/C0006_pdf.pdf?20190905160005 (コースマップ)

観光テーマ・スポット一覧

1. 【スタート】東大島駅(ひがしおおじまえき)

【スタート】東大島駅(ひがしおおじまえき)

関東の駅百選に選ばれた東大島駅はホームが川の上にあり、西改札口は江東区、東改札口は江戸川区にまたがっています。
駅前には四神の一つ「青龍像」があります。また、近隣には都営新宿線大島車両検修場や車両機材搬入口があります。

2. 宝塔寺 塩なめ地蔵(ほうとうじ しおなめじぞう)

宝塔寺

慶長15年(1610)に法印賢意が創建した真言宗智山派寺院の宝塔寺は、稲荷山小名院と号します。宝塔寺には江東区登録文化財が多数あり、その中でも江戸時代の商人が商売繁盛を願って塩を供えたことが由来の「塩なめ地蔵」が有名です。また仏前の塩をもらっていぼにぬると治るともいわれ、別名「いぼ取り地蔵」とも呼ばれています。

3. 小名木川(おなぎがわ)

小名木川(おなぎがわ)

旧中川から隅田川まで東西に江東区を横断している全4.64㎞の一級河川。天正18年(1590)徳川家康の江戸入府後に開削、塩などの物資の輸送路として用いたのが始まりといわれています。
小名木川の名の由来は、小名木四郎兵衛が開削したからという説や、うなぎが良くとれたのでうなぎ川と呼ばれていたものが訛ったという説、女木山谷(おなぎさや)が小名木沢になった説など、諸説あります。
現在、小名木川の両岸は歩行者専用遊歩道「塩の道」として整備が進み、川風を感じながらの散策が楽しめます。

4. 仙台堀川公園(せんだいぼりがわこうえん)

仙台堀川公園

仙台堀川公園は、北砂6丁目から東陽6丁目まで続く延長3.7㎞、面積10.4haの都内最大の親水公園です。「区民の森」をテーマに整備され、ふれあいの森、果実の森、科学の森、親子の森などの特色ある7つの森や桜並木が続き、春の桜や新緑、秋の紅葉など、四季折々の自然が楽しめます。公園内には、無料でヘラブナやコイなどの魚釣りを楽しむこともできる豊住魚釣場(千石2-1先)と砂町魚釣場(南砂5-24先)も設置されています。

5. 上妙寺(じょうみょうじ)

上妙寺

創建は寛永2年(1625)4月で、開基は大和平方村(奈良県)の荻勘七郎です。元和年間、勘七郎は二人の弟ともにこの地を訪れ、この土地を開拓し、地名を荻新田と称しました。大津波により、海中から出現した鬼子母尊神の霊像をお祀りしています。

6. 因速寺(いんそくじ)

因速寺

四ツ車大八は秋田生まれの力士で、前頭三枚目どまりでしたが、芝居や講談で有名な「め組の喧嘩」の力士として知られています。
文化6年(1809)4月に38歳で死去し、当時深川福住町にあった因速寺に葬られました。
その後、因速寺は昭和2年(1927)に現在の地へ移転しました。また、境内には砂村促成栽培をはじめた松本久四郎の墓(史跡)もあります。

7. 荒川ロックゲート(あらかわろっくげーと)

荒川ロックゲート

荒川ロックゲートは、水位差最大約3mの荒川と旧中川を船が通行できるようにするための施設。
「川のエレベーター」として活躍しています。所要時間は約20分。そのスピードは思いのほか速く、あっという間です。

8. 旧中川・川の駅(きゅうなかがわ・かわのえき)

旧中川・川の駅

川の駅は、旧中川と小名木川との合流地点に、新たな水辺のにぎわい拠点として平成25年(2013)3月に開設されました。都内初となる水陸両用バスが川に進水するためのスロープが整備されており、勢いよく川に飛び込む水陸両用バスの姿を間近で見ることができるほか、手漕ぎ船乗船場、誰でも立ち寄れるにぎわい施設があります。

9. 中川船番所跡 (注:史跡)(なかがわふなばんしょあと)

中川船番所跡 (注:史跡)

江戸時代、関東内陸・東北方面の物資を江戸に輸送する重要な河川である小名木川が旧中川に合流するあたりにあった中川船番所の跡地です。船番所は、はじめ隅田川に近い萬年橋の北詰め(現在の常盤1付近)にありましたが、寛文元年(1661)に中川に移転したと伝えられています。

10. 【ゴール】中川船番所資料館(なかがわふなばんしょしりょうかん)

中川船番所資料館

水彩都市・江東の歴史を伝えるために、小名木川の中川口に設置されていた関所「中川番所」の近接の地に資料館を開設し、ジオラマなどにより、中川番所を再現し関東や江戸の水運、江東区の歴史・文化がわかる資料を展示しています。