日本科学未来館では、今年度、新型コロナウイルスと共に生きる時代の、広く安全な展示空間を生かした新しい科学館の楽しみ方を、シリーズとして提案。その第3弾として、リアル脱出ゲーム × 日本科学未来館『人類滅亡からの脱出』を開催します。

「相次ぐ自然災害や感染症への対策」をテーマに、科学的な知見とエンターテイメントの要素を掛け合わせた全く新しいリアル脱出ゲームです。 参加者は、就任したばかりの新人市長という設定。就任直後、新型ウイルスの感染症が広がりはじめ、さらには大地震が起こるとの情報が舞い込みます・・・・・・。

未来館のさまざまな場所に仕掛けられた「謎」や「暗号」を解き明かしながら、感染症拡大防止、地震や台風への備え、避難所に関する課題解決など、実社会でも起こりうる課題を疑似体験。次々と襲ってくる課題をクリアして、“最悪のシナリオ”の回避を目指します。

防災や感染症の専門家監修の謎解きゲームを通し、繰り返し経験する「情報収集、分析、思考、行動」は、まさに「科学的な課題解決の手段そのもの」。この体験によって、現在のコロナ禍にも通じる不確実な世界を生き抜く力を身につける貴重な機会となるでしょう。

2020年12月11日（金）～2021年2月7日（日） ※土日祝日のみ開催（一部期間を除く）。
詳細はイベント特設サイトをご確認ください。

日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン ほか

坂本 史衣氏（学校法人 聖路加国際大学 聖路加国際病院 QIセンター感染管理室）
永田 宏和氏（NPO法人 プラス・アーツ）