KOTOはじめ-江東区観光おすすめ BEST50-

4 江東懐古録 江戸から江東へ 江東区の発展は天正18年(1590)、 徳川家康公の江戸入府から始まり ます。 家康公は江東区の中央を 流れる小名木川を開削し、東は 中川、西は隅田川と結び、関東 の塩田だった下総行徳(千葉県) から塩を運びました。 小名木川 は次第に房総方面、北関東から の物資を運ぶ重要な動脈となり、 川沿いには深川村をはじめ次々と町 が開かれました。また、河川交通の 関所にあたる船番所が置かれ、荷物 や人の流入の取締りが行われました。 これより古い歴史を持つのが亀戸。 周辺には江戸期以前に創建した寺社 も見られます。 さらに亀戸、大島、砂 町は江戸の近郊農業が盛んで、砂町 では野菜の促成栽培が行われ、江戸 の食生活を支えていました。 その 後、江戸市中の拡大とともに江東 地域は発展してきました。 07 縦横に流れる内部河川 江戸時代は縦横に運河が開削され、一部は親水公園に生ま れ変わりましたが、今も小名木川や仙台堀川などの内部河 川は現役。水郷のまちの歴史を刻み続けています。 (上記の古地図『本所深川絵図』東京都立中央図書館蔵) 08 江戸の水運 小名木川 区内を東西に流れる約 4.64kmの河川。旧中川 と隅田川を結び、ミニパ ナマ運河と呼ばれる扇橋 閘門やX字型の小名木川 クローバー橋の他、両岸 は水辺に親しむ遊歩道も 整備。コサギやアオサギなど水鳥もやって来ます。 常盤1・清澄1~大島9・東砂2 WEBでも チェック !

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