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江東区建築物めぐり

#まちめぐり

江東区建築物めぐり

江東区には歴史の趣のある建物と、新しく斬新な建物が共存しています。古い建物からは戦争や震災を乗り越えてきた歴史を、新しい建物からは美しさへの挑戦と革新性を感じることができます。ギャラリーをめぐるような感覚でまちあるきを楽しんでみるのはいかがでしょうか。

観光テーマ・スポット一覧

1. 東京都現代美術館(とうきょうとげんだいびじゅつかん)

東京都現代美術館

柳澤孝彦(TAK)の設計が特徴的な建物です。広いエントランスには特徴的な三角形の柱と複数の丸い穴の開いた壁があり、そこから差し込む光が床に美しい模様をつくります。水辺では風に揺れる水面が天井に映り、その独特な雰囲気が作品に陰影を与えています。

2. 旧大石家住宅(きゅうおおいしけじゅうたく)

旧大石家住宅

旧大石家住宅は、江戸時代に建てられた区内に現存する最古の民家住宅です。安政2年(1855)の大地震などの度重なる災害を乗り越え、現在に建築当初の姿をとどめる貴重な住宅です。その文化的・歴史的価値を守り伝えるため、平成6年(1994)3月に江東区の有形文化財(建造物)に指定され、解体調査を経て平成8年に当地に移築復元されました。

3. 東京海洋大学(とうきょうかいようだいがく)

東京海洋大学

東京海洋大学は、平成15年(2003)10月に東京商船大学と東京水産大学が統合して誕生した、海洋・海事・水産分野の教育・研究を担う我が国唯一の海洋系総合大学です。昭和7年(1932)に建てられた1号館(登録有形文化財)は歴史ある重厚な校舎が特徴です。国の重要文化財である明治丸もあります。

4. 深川図書館(ふかがわとしょかん)

深川図書館

深川図書館は明治42年(1909)9月10日、今の深川公園内に東京市立図書館として設立されました。その後、昭和3年(1928)に現在地に移転し、昭和25年に江東区に移管され、以降は区立図書館として機能しています。現在の建物は平成5年(1993)に建て替えられたものですが、平成21年に100周年を迎えた歴史ある図書館です。

5. 旧東京市営店舗向住宅(きゅうとうきょうしえいてんぽむけじゅうたく)

旧東京市営店舗向住宅

関東大震災後の復興事業の一環として、東京市が昭和3年(1928)に建設した店舗付住宅です。清澄通りに沿って約250mにわたって立ち並ぶ鉄筋コンクリート造の長屋で、建設から90年以上が経過した今もなお実際に店舗付住宅として使用されており、人気のあるカフェやギャラリーなども入居しています。

6. 深川東京モダン館(ふかがわとうきょうもだんかん)

深川東京モダン館

昭和7年(1932)に東京市営の食堂として建築された「旧東京市深川食堂」をリノベーションした建物です。震災復興建築物であり、なおかつ公設の食堂として現存している点などから、平成20年(2008)に国登録有形文化財として登録されました。現在は江東区の近現代史や食文化に関連した展示や事業を行っており、区の観光と文化の発信拠点となっています。

7. コスガビル(こすがびる)

コスガビル

昭和初期に建てられた趣のある建物です。現在1階はギャラリーになっており、展示会などが行われているほか、ドラマの撮影などでも使用されています。

8. 三野村ビル(みのむらびる)

三野村ビル

幕末から明治にかけ、豪商・三井家の窮地を救い、のちに「三井の大番頭」と称された、三野村利左衛門が設立した合名会社(現在は株式会社)の社屋として、昭和初期に建築されました。入口に施されたテラコッタなどの装飾が優美で、印象に残る建物です。ドラマや映画の撮影でもたびたび使用されています。