イベント
開発好明 ART IS LIVE ―ひとり民主主義へようこそ【東京都現代美術館】
都内美術館初となる、大規模個展開催
開発好明(1966-)は、そのキャリアの最初期となる1990年代より、日常生活や社会現象など身の回りの出来事への関心を起点に、コミュニケーションを内包、誘発する表現活動を継続してきました。
その形態は、絵画、写真、パフォーマンス、インスタレーションの制作のみならず、日々のライフワーク、学校や地域でのワークショップ、毎年3月9日をアートの記念日とする「39(サンキュー)アートの日」を発案・提唱など多岐にわたります。
開発が社会構造や制度、共同体、出来事へ個人的に介入する姿を故・池田修氏(元BankART代表)は「ひとり民主主義*」と呼びました。個々がお互いに反応(リアクション)し、それが連鎖的に人々を巻き込むことで活動(アクション)が生まれていく。そこに開発の表現の醍醐味があります。
開発の膨大かつ多彩な表現活動は、美術館での収蔵や展示が前提とされていないものも多く、その経歴を俯瞰する機会は30年以上のキャリアの中でも限られてきました。本展では、日々の出来事や社会の変化に生身で向き合ってきた開発の作品・プロジェクトから約50点を紹介し、「ひとり民主主義」の世界に来場者を歓迎します。
*池田修「ひとり民主主義」『開発好明』BankART1929、2014年より
その形態は、絵画、写真、パフォーマンス、インスタレーションの制作のみならず、日々のライフワーク、学校や地域でのワークショップ、毎年3月9日をアートの記念日とする「39(サンキュー)アートの日」を発案・提唱など多岐にわたります。
開発が社会構造や制度、共同体、出来事へ個人的に介入する姿を故・池田修氏(元BankART代表)は「ひとり民主主義*」と呼びました。個々がお互いに反応(リアクション)し、それが連鎖的に人々を巻き込むことで活動(アクション)が生まれていく。そこに開発の表現の醍醐味があります。
開発の膨大かつ多彩な表現活動は、美術館での収蔵や展示が前提とされていないものも多く、その経歴を俯瞰する機会は30年以上のキャリアの中でも限られてきました。本展では、日々の出来事や社会の変化に生身で向き合ってきた開発の作品・プロジェクトから約50点を紹介し、「ひとり民主主義」の世界に来場者を歓迎します。
*池田修「ひとり民主主義」『開発好明』BankART1929、2014年より
開発好明 ART IS LIVE ーひとり民主主義へようこそ
会期
2024年8月3日(土)~11月10日(日)
会場
東京都現代美術館 企画展示室 3F
見どころ
■ここでしか見られない初期活動の資料
ドクメンタ9でのゲリラパフォーマンス、1995年から 1996年にかけて日本を巡った「365大作戦」など初公開のものを含む意欲的な初期活動の写真、映像、実物資料の数々を展示します。
■ちょっと変わった町、開発タウン
1年後に届く郵便局、お金を取引しない銀行、普通じゃない授業を受けられる教室など、一風変わった施設が集まったエリア。疲れたらフェイクファーの公園で休憩を。
■LIVE な芸術体験
日々作家が展示室で何かをしています。(不在の時もあり。)日々何かが起こり、来場者がその目撃者、あるいは一部になる可能性があります。100人のユニークな講師陣による、ユニークな授業を会期中100回行う「100 人先生」をはじめとして、東北でのプロジェクトや39アートの日の関係者を招いてのトークイベント、ライブパフォーマンス、ワークショップなどを展示室内や講堂で日々多数行い、動きと変化、出会いと対話が起こる場を創出します。
ドクメンタ9でのゲリラパフォーマンス、1995年から 1996年にかけて日本を巡った「365大作戦」など初公開のものを含む意欲的な初期活動の写真、映像、実物資料の数々を展示します。
■ちょっと変わった町、開発タウン
1年後に届く郵便局、お金を取引しない銀行、普通じゃない授業を受けられる教室など、一風変わった施設が集まったエリア。疲れたらフェイクファーの公園で休憩を。
■LIVE な芸術体験
日々作家が展示室で何かをしています。(不在の時もあり。)日々何かが起こり、来場者がその目撃者、あるいは一部になる可能性があります。100人のユニークな講師陣による、ユニークな授業を会期中100回行う「100 人先生」をはじめとして、東北でのプロジェクトや39アートの日の関係者を招いてのトークイベント、ライブパフォーマンス、ワークショップなどを展示室内や講堂で日々多数行い、動きと変化、出会いと対話が起こる場を創出します。
開催期間 | 2024年8月3日(土)~11月10日(日) |
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開催時間 | 10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで) |
開催場所 | 東京都現代美術館(江東区三好4-1-1) |
アクセス | 都営大江戸線「清澄白河駅」A3出口徒歩13分 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」B2出口(半蔵門線専用出口)徒歩9分 |
主催者 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 |
料金 | 一般 1,500円/大学生・専門学校生・65歳以上 1,100円/中高生 600円/小学生以下 無料 本人に限り会期中何度でも入場できる「開発好明展パスポート」2,800円 ※本展チケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。 ※小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。 |
お問い合わせ先 | 東京都現代美術館 電話:050-5541-8600(ハローダイヤル) |
関連URL | https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/art-is-live/(展覧会ウェブサイト) |
備考 | 【休館日】月曜日(8月12日、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、8月13日、9月17日、9月24日、10月15日、11月5日 |
地図 |