江戸時代から神社・仏閣のある江東区・深川の街なかに、障がいのあるアーティストの作品を展示し、街全体を美術館にしてしまうユニークな市民芸術祭を今年も開催します。

　注目は「街なかアート」で、富岡八幡宮や深川不動堂を拠点とした門前仲町、カフェとアートの街として知られる清澄白河、深川発祥の地である森下の街なかに、約400点のアート作品を展示。また、昨年の開催で大きな反響を呼んだ「みんなのアート絵馬神輿」は、障がいのある子どもたちが約1200点の絵馬を製作。手作りのアート絵馬神輿に飾り付け、富岡八幡宮境内に芸術祭のシンボルとして展示します。

　さらに、来年度の本芸術祭のメインビジュアルを決定する公募展「メインビジュアル大賞」の入賞・入選作品を深川資料館（レクホール）に展示するほか、清澄庭園では、華道家・仮屋崎省吾氏の生け花と昨年度実施した「第１回アートパラ深川大賞」の入賞・入選作品とのコラボレーションも行います。

　そのほか、街歩き＆アート鑑賞や、アートパラ・マーケット・フェア（AMF）など、芸術祭を通して、江戸時代からの風情と情緒を残す深川で、芸術の秋を楽しんでください。

2021年10月22日（金）～31日（日）

江東区［門前仲町・清澄白河・森下]　

※イベントの詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。